エミリィ・ディキンソン 詩 完訳

Emily Dickinson All Poems Complete Japanese Translation

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大地は疲れ切った生命を 神秘の引き出しにしまう―

The Months have ends – the Years – a knot –

No Power can untie

To stretch a little further

A Skein of Misery –

月には終わり―年には―結び―

どんなに強力な人だって

それをほぐし悲惨の枷を

引き伸ばしたりできない―


The Earth lays back these tired lives

In her mysterious Drawers –

Too tenderly, that any doubt

An ultimate Repose –

大地は疲れ切った生命を

神秘の引き出しにしまう―

あまりに優しくするので,

永遠の眠りだと疑うほど―

The manner of the Children –

Who weary of the Day –

Themself – the noisy Plaything

They cannot put away –

まるで子供の態度のよう―

一日の遊びに疲れ切ると―

ばらまいたおもちゃ類を

自分では―片付けられない―



🔵F416/J423/1862(32歳)🔶Misery

どの「月」にも「終わり」がありどの「年」にも「結び」があり,「どんなに強力な人だって」「悲惨の枷を引き伸ばしたりできない」。「あまりに優しくするので」「永遠の眠りだと疑うほど」,「大地は疲れ切った生命を神秘の引き出しにしまう」。日々を生きることは「悲惨の枷」であり,年月を過ごすことは「生命」を「疲れ」させる。「一日の遊びに疲れ切ると」「ばらまいたおもちゃ類を自分では片付けられない」「子供の態度のよう」という比喩は,わかりやすい。

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