「火山」 を見たことはない―
I have never seen “Volcanoes” –
But, when Travellers tell
How those old – phlegmatic mountains
Usually so still –
「火山」 を見たことはない―
でも,旅人に聞いたのは
もう永く―沈黙した山が
いつもだったら静かでも―
Bear within – appalling Ordnance,
Fire, and smoke, and gun,
Taking Villages for breakfast,
And appalling Men –
中に―恐怖の兵器と弾薬,
炎と,煙と,銃を隠し持ち,
朝食に村々を飲み込み,
人々を恐怖に落とすと―
If the stillness is Volcanic
In the human face
When upon a pain Titanic
Features keep their place –
もしも火山の静けさが
人間の顔を見せるなら
もしも巨人の苦痛さえ
表に現さないのなら―
If at length the smouldering anguish
Will not overcome,
And the palpitating Vineyard
In the dust, be thrown?
くすぶり続けた煩悶が
最後の最後に堰を切り,
波打ち周る葡萄の畑を,
塵の中に,投げ込むのか?
If some loving Antiquary,
On Resumption Morn,
Will not cry with joy “Pompeii”!
To the Hills return!
歴史遺産を愛する人が,
全ての物を再生する朝,
丘に戻り,「ポンペイ!」と
歓喜の叫びを挙げないか!
🔵F165/J175/1860(30歳)🔶Volcanoes
*ポンペイは、イタリア・ナポリ近郊、ヴェスヴィオ山のふもとにあった古代都市。西暦79年のヴェスヴィオ噴火で発生した火砕流によって地中に埋もれたことで知られる。
🎵フニクリフニクラ
G・トゥルコ作詞/R・デンツァ作曲/青木爽・清野協 訳詞
赤い火を吹くあの山へ 登ろう登ろう
そこは地獄の釜の中 のぞこうのぞこう
登山電車が出来たので 誰でも登れる
流れる煙は招くよ みんなをみんなを
行こう行こう火の山へ 行こう行こう火の山へ
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ
行こう行こう火の山へ 行こう行こう火の山へ
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ
暗い夜空に赤々と 見えるよ見えるよ
あれは火の山ベスビアス 火の山火の山
登山電車が降りてくる ふもとへふもとへ
燃える炎は空に映え かがやくかがやく
🎵
1880年にヴェスヴィオ火山の山頂までの登山鉄道(Funicolare)の「ヴェズヴィアナ鋼索線」が敷設された。
エミリィがこの詩を書いたのは、登山鉄道が敷設された20年前。