エミリィ・ディキンソン 詩 完訳

Emily Dickinson All Poems Complete Japanese Translation

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私の歌の基準なら駒鳥の歌 駒鳥と同じ所で育ったから

The Robin's my Criterion for Tune -

Because I grow - where Robins do -

But, were I Cuckoo born -

I'd swear by him -

私の歌の基準なら駒鳥の歌

駒鳥と同じ所で育ったから

でもカッコウに産まれたら

カッコウとして誓うだろう

The ode familiar - rules the Noon -

The Buttercup's, my whim for Bloom -

Because, we're Orchard sprung -

But, were I Britain born,

I'd Daisies spurn -

馴染んだ唄が昼を支配する

キンポウゲが私の気まぐれ
おんなじ果樹園育ちなので

でももしイギリス産ならば

きっとヒナギクは願い下げ

None but the Nut - October fit -

Because - through dropping it,

The Seasons flit - I'm taught -

Without the Snow's Tableau

栗だけが十月にぴったりだ

栗の実が地面に落ちる時が

季節の移り変わりと習った

雪の絵の景色がないのなら

Winter, were lie - to me -

Because I see - New Englandly -

The Queen, discerns like me -

Provincially -

そんな冬は私には嘘だった

ニューイングランド風に見
女王さまは私のような者を

田舎者とお考えだと思う

 

🔵F256 / J285 /1861(31歳)🔶Queen

*ニューイングランド(New England)はアメリカ合衆国北東部の6州(北から南へメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州)を合わせた地方、エミリィ・ディキンソンはマサチューセッツ州アマーストで生まれ育った。「駒鳥と同じ所で育った」「おんなじ果樹園育ち」、「女王さまは私のような者を田舎者とお考えだと思う」。「駒鳥」「キンポウゲ」「ヒナギク」「栗」…イギリスへの憧れはあっても、地元への愛と誇りはいささかも揺るがない。季節が過ぎ行く。

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